PDCAとは、P(Plan)・D(Do)・C(Check)・A(Action)という事業活動の「計画」「実施」「監視」「改善」サイクルをあらわしています。PDCAには、組織全体に渡る大きなPDCAから、従業員の作業単位の小さいPDCAまで様々な規模があります。組織レベルの大きなPDCAとは「トップが方針を決定し(P)、これを元に事業活動を行い(D)ミスやトラブルがないことを監視し(C)、あればこれを改善する(A)」という風に表現できるでしょう。従業員レベルの小さなPDCAとは、「朝、その日の作業の優先度を決め(P)、その順番で業務を行い(D)、うまくいったところとダメだったところを比較し(C)、ダメだったところは明日はうまくいくように改善してみる(A)」と言い換えられます。継続的改善とは切っても切れない関係にあり、これも最高経営層の関与が欠かせません。
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