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事業を始めたからには、だれもが成功させたい、順調に発展させたいと思うのは当然です。では、成功しているかどうかの判断は、どこでしたらよいのでしょうか。人一倍汗を流しているからといって、よい成績につながるものでもありません。 また、手元にある現金が多くなったり少なくなったりするごとに一喜一憂する、ドンブリ勘定でも、決してその判断はできません。事業の状態を正しく知るには唯一、帳簿だけが頼りなのです。すべての努力の経過、結果は帳簿に現れます。自分の実感としてはよい成績を上げているはずだと思っても、記帳ミスがない限り、正しいのは帳簿のほうなのです。 事業者として自分を知ることは基本的条件です。その意味で帳簿をつけることは、成功発展の第一歩といえます。 |